#3 女性のムダ毛事情
いつも色んなことを書こう書こう考えてるのに、日々新しい出来事が起きて頭が整理しきらずな毎日です。そんな今日はトランプがアメリカ大統領になった日です。
(2014 spring, Monument Vally, US) 高校卒業後にいった家族旅行。モニュメントバレーはネイティブインディアン、ナバホ族の居住地区。彼らにとったらトランプも立派な移民なのにねぇ。
今日朝起きた時には決まっていてTwitterやFacebookで、アメリカ人だけじゃなくて世界中の人々が大騒ぎしてました。
逆に投票前のInstagramは著名人が「もう投票したよ!あなた行った?」みたいな投稿ばかりでその多くには #Imwithher ってタグがついていて、ほとんどのセレブリティはクリントン派でした。結構みんなオープンにヒラリー支持しててコンサート開いたり、Tシャツ着たりして日本とは全く違う雰囲気をネット越しに私も楽しんでました。だからこそ、あんだけ派手に応援されまくってクリントン負けるからビックリ。
でもセレブたちってアメリカの中でたくさんお金はもっててもその数は一部にすぎないんだなぁって、ど真ん中が真っ赤になった州ごとの当選結果のマップを見てしみじみと感じました。
(Katty Perry/Rihanna)
トランプの当選が決まったあと会場で涙する女の子の写真とかみてるとあー本当に負けちゃったんだって思う。別にアメリカ人でもないし、住む予定もないけど今後旅行するにもちょっとビビるし、なにより差別主義者がリーダーになっちゃうの本当に悲しい。
あまり政治とか詳しくないから多くは言えないけど、今後ヒスパニック系やムスリムに対しての差別のニュースとかでてきてほしくないです。
それとここ最近すごかったガールズパワーもそのまま衰退してほしくない。
別に今が昔のように男女差別がひどいわけじゃないけど、なんとなくここ最近の女性社会進出がもっともっと増えてる気がする。
てことでずっとブログにまとめておきたかった海外の女性のムダ毛事情について。最初にアメリカ大統領選挙についてマジメなこと書いてたのに結局話したい内容はムダ毛なんです。(あんま公に話すもんじゃないかもだし、男の人なんか聞きたくもない話だろうけど私はこんなテーマでさえ頭の外から発信したいんです。)
結論的にいうとこっちに来てから腕の毛ぼーぼーな人が多いです。
なので私も一か月間腕と脚伸ばし放題にしてたって話です。
でも昨日伸びに伸びてたムダ毛とおさらばして、久しぶりのサラサラな肌に感動してました。
これはスペインだけじゃなくて、他の国行ったときも思うことなんだけどね。
ブロンドでムダ毛まで金で白い肌に目立たない子もいれば、アジア人と同じように黒や茶色い無駄毛の子もいます。わきもボーボーな子たまにいるしね。
でも今回スペインでジムに通うようになって気付いたこともあります。
昔テレビで海外でプレーするサッカー選手たちがいってた、外国人はみんなアンダーがツルツルっていうのはウソだったってこと!
いま行ってる大学のジムのロッカールームはシャワーも併用になってて、初めていった時これスッポンポンで歩いていいのかな、みんな温泉文化ないし。しかも外国人みたいにツルツルじゃないし。。。って考えてたら裸でうろちょろ歩く人いっぱい。
昔観た映画、ピッチパーフェクトで共同シャワーを浴びてる主人公が先輩に覗かれた時一生懸命カラダ隠してたけど、それはアメリカの女の子とヨーロッパの女の子の違いかな?それとも映画だから?笑
わりと温泉文化ってビックリされるイメージあって、裸でウロつくのってヌーディストさん達以外抵抗あることだと思ってたら、そうじゃなかった。
温泉で移動のときには一応小さいタオルで前隠す日本人女性よりオープン。
しかも全員が全員つるぴかなわけじゃなくて仲間がいっぱいいたおかげで私もロッカールームで平然と歩けて嬉しかったです。
ルーミーとムダ毛のこと話したら、ほとんどの女の子は夏だけ足そるかな~まあ私は好きでこの時期も剃るけど!って言われました。
結構ムダ毛を剃るんじゃなくて、染める子が多いらしいです。あと一応、脱毛サロンやブラジリアンワックスもあるらしいけど肌弱い子とかはできないみたい。あと男の人も剃る事があったりなかったり。。。?
でもみんな日本人の女の子ほど剃らなきゃって概念はないと思います。
(2016 Japan)
こう考えてくると、脱毛エステがここまで盛んなのって日本だけなのかな。(美容大国韓国や他のアジアのことはよくわからないけど)
電車や街やネットでみる脱毛サロンの広告数は本当異様なほど多い。
私はいつかやりたいけどタイミングつかめないしお金のシステムもわかんない〜って感じで未経験のままです。
日本にいたときは何とも思わなかったけど、あの広告数は社会が女性は毛を剃らなきゃいけないものってプレッシャーかけてるように思うようになりました。
ムダ毛の処理なんて、女性が自分の好きなようにしとけばいいと思います。私の場合は剃ったあとの肌触りのツルツル具合が大好きだから剃る。
高校生の時はデート前、毎回ムダ毛を剃ってたけど今はしなくなったな。それでもムダ毛も受け入れてくれる人と付き合えてるのが幸せです。
男の人が毛を剃れなんて言うもんじゃないと思う、そんなことお前に言われたくないって逆にグングン伸ばしちゃいたくなりそう。
ダイエットもメイクもそう。男性の目を気にするんじゃなくて自分のためにするべき。
でもまだまだ義務感でメイクしたりダイエットしたりする風潮ある気がします。
高校生を卒業するまで、メイクは禁止なものだったはずが高校卒業と同時にメイクはするのが当たり前って社会に急に放り投げられる。
初めてのバイトで薄めメイクは絶対って言われて、下地とかファンデとか全く分からないのにびっくり。
(雑誌とかもアイメイクとかリップカラーみたいなのばっかで基礎知識が全然なかった)
私はお母さんが色々教えてくれたから良かったけど、働くのにメイクが必要ならきちんと学校でそういう時間あってもいいんじゃないって思っちゃう。
そんな風にメイクを社会から強要されてくうちに、スッピン=だめって刷り込まれる。
大学一年の時はスッピン万歳で、むしろメイクした時の自分の顔に違和感感じてたのに、今はすっかりメイクをしてない日に出かける時はあんまり気分が上がらなかったり。
あと、この前どっかの鉄道会社のCMでメイクマナー違反みたいなことで賛否両論っていう記事をみました。私は電車でメイクは絶対しないし、電車でガチでメイクしてる人みるとビックリしちゃうけどマナー違反って言いすぎじゃないって思いました。
バイト先のように、最低限のメイクはしましょうって職場から言われちゃもうメイク=義務。
だから家でメイクする時間のなかった人が電車でメイクするのはしょうがない時あるんじゃないのかなって。
例えば、朝メイクをする時間がなかった、でも移動時間の電車でメイクをするのはマナー違反、だからってスッピンで働くのもマナー違反。そんなんなったらどうしろって言うんだって思う人たくさん出てくると思う。
アリシアキーズのような義務感でメイクをする必要はないって自らスッピンになって活動してくれる人が日本からでてくることはなかなかないと思うけど、
どうせだったら自分のために綺麗でいたいなぁと思います。義務でもなく誰かのためでもなく。
Alicia Keys - Holy War (Audio)
Maybe you should love somebody, Instead of polishing the bombs of holy war
ムダ毛のことをタイピングしてたらいつのまにかフェミニズムなことまで考えた今回。
別に女性差別を感じてきたことないけど、旅行するときとか何かに挑戦するとき、女の子だからっていう理由がつくと突然、窮屈な空間にいると感じることはあるよね。
Haruka